6年2組で今年度の南小学校の研修に向けた提案授業が行われました。道徳の授業が行われ、子どもたちは熊本地震を題材に「本当の思いやり」について真剣に考え、友だちと伝え合いました。
熊本地震では、たくさんの支援物資が被災地に送られてきました。送られてきた支援物資は「思いやり」にあふれた行為として子どもたちも無条件で納得していました。その中で、千羽鶴について話題になりました。思いやりの気持ちの籠もった贈り物として子どもたちも異論は無い様子でした。
しかし、送られてきた大量の千羽鶴がゴミになり、ゴミ処理場も稼働できない中、熊本の人達が処分に困っているという当時のニュースの映像を見て、「思いやり」に対する子どもたちの考えが揺れ動き始めます。真剣に考え、メモ用紙に考えを書いていました。
最後は、本当の思いやりとは相手のことを考えて、行う必要があるという考えになった児童が多くなりました。
道徳は教師の価値観を押しつけるものでなく、友だちの考えを参考にしながら、子どもが自ら考えることが大切になります。今回のように、立場によって多様な考えがあることに気づくことも大切です。
【ゲストティーチャーの来校】
6年生は、総合的な学習の時間の中で、海に浮かぶマイクロプラスチックについての勉強を進めていきます。今日は、漁協の新谷会長に来ていただき、子どもたちに講話をしていただきました。今後、実際に鱒浦の海岸へ調査へ行くなど、学習を進めていく予定です。
【授業の様子】
【今日の給食】
給食のメニュー
ごはん、白身魚ふらい、手作りふりかけ、けんちん汁、牛乳 手作りのふりかけが「ゆかり」の風味がほのかにして、ごはんにピッタリでした。出汁のきいたけんちん汁もおいしかったです。
【今日の天気】