4年生の総合学習は、「福祉」について学んでいます。今回は、高齢者の皆さんのことを知って体験する2時間でした。世界と比べた日本の平均寿命など、知識面での学びと、年齢を重ねることによる体の変化を体験してみる学びとの、2本立てでした。視野を狭める眼鏡をかけたり、関節や足元を動かしにくくしたり、手袋をはめて食事をとる動きをしたり、折り紙を折ったりと、様々な部分に負荷をかけて体験してみました。福祉の分野の学習は、他者への思いや気づきを与えてくれる大切な時間です。お互いが思いやる心を持つことが、安心して暮らせる社会につながるはずです。
(4年生の感想から)
「歩きづらそう」「黄色かクリームの見分けがつかない」「みそ汁のふたが取れない」「自分で着るのが(服を)きびしそうだった」
など、体験して分かったことがたくさんありました。今後は、この気づきを他者への想像や思いやりにつなげていきます。
【学習の様子】
【本日の給食】 …ふるさと給食
(給食室から)
今日の給食は「ミニコッペパン・網走産シジミ入り和風スパゲティ・じゃがいもとツナのサラダ・牛乳」です。網走湖には流氷が運んできた水が流れ込んでいます。この栄養豊富な水と涼しい気候で7年以上かけて育った網走産のシジミは、色・つやがよく、身がギュッと詰まっていて、うまみが強いことで有名です。大きな貝だけが選ばれて出荷されるので、大粒で食べ応えがあります。